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彼が見つめた先にいるのは、
いかにもお金持ちの
叔父様風の人。
和希「あの人は
某企業の社長さんでね。
この店によく来られるんだ!
いわば、お得意様ってやつだよ。
覚えておくと良いよ!
他にもあの人は‥‥‥‥」
次々と出てくる名前は
一度は聞いたこてがある
有名な企業やタレント事務所の社長であった。
恭「あの‥‥‥
遠藤さん。」
和希「和希でいいよ!
どうしたの?」
恭「‥‥‥。和希‥さん。
その人たちは
全員覚えなきゃだめですか?」
恭は人の名前と顔を覚えるのが
苦手だった。
和希「うん!覚えなきゃだめ!
お客様の名前や顔を
覚えるのは基本だし、忘れても失礼でしょ?」
爽やかな笑顔で答える和希。
その時、
ドンッと誰かにぶつかられた。
恭「‥‥っ痛!」
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