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「正直、あるかないか。は私は知らないわ。でも、ハロウィンに連れてこられたなら、ハロウィンに関係のある相手に聞けばわかるかもしれない。ってこと。」
「ハロウィンに関係のある。相手?」
「そう、居場所は知ってるから、連れて行ってあげる。まずはウィルオウィスプ。またの名をジャックランタンのところに行きましょう。」
魔女は面白そうに笑って背を向ける。鬼も彼女についていこうとする。果たして、これを信じていいものか。
けど、他に方法があるわけじゃあない。
仕方なく俺は、魔女と鬼という奇妙な組み合わせの背中を追ったのだった。
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