第二章

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「ここ?」 三人は目をぱちくりさせて同時に言った。 「うん、私、あっちでは友達少なかったから。」 「・・・俺らは?」 円堂君はジッと私を見つめていた。 「もちろん、友達だよ?」 円堂君はホッとしたのかいきなり抱きついてきた。(友達として) 「円堂君!?」 「円堂!!」 流石の二人も怒っている(気がする・・・) 「え?なんで怒ってるんだ?二人供?」 さ、流石天然! 「お前のせいだっ!」 ヤバくなってきた・・・。 「お前ら・・・部活中だ!」 出たーッ!風丸さん! 「ナイスです!」 得意気にブイサインを出して笑ってた。 にしても・・・可愛いんだけど風丸さん! 「ほらっ!なおちゃんが困ってるだろ?はやくはなしなさい!」 お母さん・・・? 「はぁーい・・・。」 ってかなおちゃんって・・・ 「なおちゃん?顔、赤いけど、大丈夫?」 こつんっ・・・ わわっ!?きっ鬼道君!? 「熱は無いな。」 あぁ、心配してくれてるんだ・・・。 「ありがと、大丈夫だよ」 私が笑うと、二人がすごい勢いで赤くなった。
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