第三章

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気付いたら、ベッドの上に寝ていた。 良い匂いがする・・・。 「・・・!起きたか?」 「んっ・・・?」 「すまないな・・・、円堂が弾いたタイヤがあたったみたいだ。痛い所、有るか?」 「大丈夫だっ・・・!?っ痛!?」 「ここか?」 不動君の手が頭にのる。 「大丈夫だからっ!」 ふと、手が重なる。 「あっ///」 「・・・?もしかして、照れてる?」 優しく問いかけてくる・・・ ドキドキが止まらない/// 「・・・違うもん///」 不動君は手にそっとキスしてきた。 「えっ///」 「俺は、ずっと、側にいるから・・・。」 真剣で、凄く優しそうな顔・・・。 「・・・ありがとっ・・・。」 私って、凄く幸福者なんだ・・・ 初めて感じたことだった。
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