第六章

5/10
前へ
/39ページ
次へ
照美さんが出掛けてからおよそ二十分、飛鷹君がこう言い出した。 「暇だな・・・。」 ・・・私もそうおもいます。 「ふあぁ・・・。ねみぃ・・・。」 明王君が言った。 「なおちゃん、遊ぼうよ?」 吹雪君なんで私に?・・・いや、飛鷹君は近づきにくいし明王君とは仲が悪いからなのか・・・。 「良いですよ、照美さんが帰って来るまでなら。」 「やったぁっ!!」 あっ嬉しそう。 こうしてトランプやUNOを三十分くらいやっていた。 ・・・そこへ照美さんが帰って来たのだが、何かが凍りついたようだった。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加