第六章

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「ただいまぁ~今帰ったよぉ!」 ・・・照美さんが持っているもの、それは・・・? 「・・・何ですか、それは。」 飛鷹君は嫌な顔で質問する。 ・・・よく聞けたなぁ・・・。 「これかい?これはねぇ・・・。」 ガサゴソとあさる。 「まさか、な。」 「そのまさかさっ☆」 明王君が青ざめ、照美さんがニコニコしている。 「へぇ・・・、よく借りれたね、それ。」 「フフッ、大変だったんだよぉ?」 そう言って取り出したのは一本のDVDだった。 「これは・・・?」 私は問う。 「これはねぇ、さ〇こだよぉ。」 「〇だこ!?」 私がもっとも苦手とする、ホラー映画…。 この世界にもあるんだ・・・。 「どうしたの?」 吹雪君が驚いた顔でこっちを見る。 他の皆もこっちを見てる。 うわ・・・、絶対変だと思われてるな・・・。 「いや、あはは・・・。」 「「「「??」」」」 そりゃ、そうだよね。 「まさか、あなたの世界にもあったんですか。」 「はい。」 「・・・そうですか。」 あっわかってくれた・・・。 「じゃ、見るよぉ。」
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