好きだけじゃ

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分からない事がたくさん。 弱いから 君に今まで気持ちが伝えられなかったのは確かで。 「相嶋くん、手」 呆れた様なその言葉も冷たいけど 温かさのある仕草が好きだから 壊したくなかった。 「あ、待って待って怒んないで?」 言われてから力抜いたら すっとそのまま手は落ちて。 「…離さない理由でもあんの?」 薄笑う君の顔。 ねぇ神様 今がチャンスだったりしますか?
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