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「黙って入れ。また会えて嬉しいよ。」
アラステアがディーンを殴っていた。
「アラステア、私の何を知っている?何か忘れている。アンタなら何か知ってるはずだ。」
「ほう、何を知りたい」
「すべてだっ」
「ふっ」
アラステアはナミを壁に叩きつけた。
「あっ、アラステア。ディ…ーン」
ナミは気を失った。
そこにキャスが出てきて、アラステアと殴り合いになった。
アラステアがキャスを天界に還そうとしたとき、サムが現れた。
雰囲気が少し違う。
サムは軽くアラステアを壁に張り付け、質問した。
「天使を殺したのは誰だ」サムは力を強めて尋ねた。「知らない、私は知らない」
「そうか」
またサムは力を強めた。
「本当に知らない。悪魔は関係ない。これはリリスには関係ない。たった7人の天使だろ。リリスなら百いやっ千は殺す。」
「それなら用はない。」
「地獄におくれ。さて出来るかな」
「前の僕と思うなよ」
サムは目を瞑って、力を集中させた。
「あぁぁーはぁはぁはぁはぁ」
「うあぁぁー」
ナミは気がついた。
「んっ、アラステア?やめてサム」
サムはナミの方を少し見たが、すぐにアラステアのほうに向きなおした。
「あぁぁー」
アラステアは死んだ。
その瞬間ナミの中に記憶が流れてきた。
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