過去の記憶

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「ジェイク、ビル。思い出した。」 「ナミ、大丈夫か」 「サム?ねぇ何あの力?」「何でもないよ」 「うそっ、アラステアをあんな簡単に」 「弱ってたんだ、ディーンの拷問で」 「そうだ、ディーン」 「サム、病院に。車だして」 「分かった」 ナミとサムはインパラに乗って病院に行った。 「ディーン」 「キャス」 サムは立ち上がった。 「サムどこいくの?」 「ちょっと待っていて。」サムは病室を出てキャスの所に向かった。 「キャス、ディーンを治せ。」 「それはできない」 「お前らがディーンを巻き込んだんだ。」 「すまない。しかし、あれは破られるはずがないんだ。」 「そうか、なら用はない」サムはキャスから離れて病室に戻ってきた。 それから一時間位経つとディーンの意識が戻った。 キャスが病室に現れた。 「ナミ話がある。」 「キャス何?」 「あの男の事を思い出しただろ」 「あぁ。ジェイクは一体何をしたの?」 「彼は、悪魔と居る。」 「何故?」 「それは君が一番知っているはずだ。」 「私が?まさか…」 「分かったか?」 「分かんない、でももしかしたら…私を探しているのかもしれない。」 「何故そう思う」 「約束…約束したんだ。離れても必ずまた会うって、ジェイクは嘘なんかつかないから」 「その通りだよナミ。俺は嘘なんかつかないよ。」 「ジェイク!?」 「じゃあこいつが」 「ナミ会いたかったよ」 「ジェイク何でここが?」「アラステアをつけてたんだ。俺っ…」 「貴様は悪魔と一緒に居た筈だ」 「えっ!?」 「ジェイク何で?」
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