すれ違う絆

7/12
前へ
/110ページ
次へ
ナミは紙切れをジェイクに差し出した。 「はいよ。」 ジェイクは車を出した。 「なぁナミ、こんな高いホテルに何のようなんだ?まさかっ…sex…?」 「なわけないでしょっ。サムが…」 「いいよ言わなくて。」 「ありがとう、ところでこのホテルいったことあるの?」 「いやないけど」 「何で知ってるの高いって?」 「俺、物知りだもん」 「私だって知らないことないもん…聖書とか悪魔とか天使とか怪物のことなら…」 「オタクだなっ。ハンターオタク。ハハハッ」 「笑うなっ。私ハンターだもん」 「立派なハンターだよ」 「もう、何も失わない。その為に私はハンターになったんだもん」 「無理はするなよ」 「分かってる」 「ふっ、着いたよ」 「ありがとう。ジェイクここで待ってて」 「分かった」 ナミは急いで紙に書いてる部屋に向かった。 すると、途中でルビーに出会った。 「ナミ!?何してるの?こんなところで」 「それはこっちの台詞だ。サムはどこ?」 「ディーンと居るわ」 「そう。じゃあ私はアンタを殺してやる」 「ふっ出来るかな弱虫に?」 「たかが下級悪魔が調子に乗るなっ」
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加