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ナミは悪魔の力を使った。「あぁーうっはぁはぁはぁ」
「ハハハ弱虫はどっちだよ」
ナミはより一層力を強めた。
「やめろっ」
「サム!?ディーンは？」
「…」
「サムッ」
「ディーンは部屋で倒れているよ。」
「ディーンに何したの？サム？」
「首を締めた。」
「殺したの？」
「死んではないよ」
「サムッ、ディーンの気持ちを…」
ﾌﾗｯ
ナミは膝をついて倒れ込んでしまった。
「あがっ、はぁーあぁー」「ナミッ」
サムが助けに行こうとした。しかし、その手をルビーが止めた。
「アンタみたいな人間にバカにされて私はっ…ましてや子供にねっ」
ルビーはナミの腹や腕を蹴り出した。
「うっ、くそっ」
「やめろっルビー。行くぞ」
「分かったわ」
2人はこの場を去ろうとした。
「待てよサム、ディーンを殺そうとして何とも思わないの？」
「したくない。けど、邪魔をするディーンが悪いんだ。僕はリリスを殺して、最終戦争を止める」
「何でそんなっ…悪魔を信じるの？」
「ルビーは僕を騙したりしない。」
「何で言い切れるの？」
「それは…」
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