すれ違う絆

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「サムが戻る気ないなら力ずくで連れて帰る」 ナミはサムに殴りかかった。しかし、サムは避けてナミのみぞうちを殴った。 「サムッ…くそっ…」 「ごめんナミ。でも行かなくちゃならない。僕が終わらせる。」 サムはルビーと去っていった。 しばらくするとナミは目を覚ました。 そこは、ボビーの家だった。 「ナミ目覚ましたか?」 「ディーン!?ごめんサムを連れ戻せなかった。」 「お前が気にするなっ」 「ナミ?」 「ジェイク何してるの?」「ついてきてほしい」 「何処に?」 「それは後で説明する」 「分かった」 バサバサ 「ディーン」 「キャス、何しに来た。」「一緒に来い」 キャスはディーンの額に触れた。 「ディーン!?ディーン、くそっ」 ディーンは消えてしまった。 「ナミ行こう?」 「うん」 ナミは再びジェイクと出掛けた。 「何処に行くの?」 「墓だ。ビルの墓だよ」 「どうして今からなの?」「いいから来い」 ナミは納得しないまま墓に連れていかれた。 「ねぇお墓参り?」 「違うよナミ」 ドックン ナミの脈が早くなった。 この声… ナミは後ろを振り向いた
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