10人が本棚に入れています
本棚に追加
「リリスこそが最後の封印なんだ。」
「じゃあやっぱりルビーがサムを騙していたんだ」
「最終戦争は必ず起こる」「そんなこと私がさせない」
「君が行く必要はない。これは運命なのだから」
「ビル、お前っ」
ナミはビルを殴った。
「いった」
「ふざけんなっ、運命なんて口に出すなっ」
「君はまた運命から逃げるのか」
ナミは殴ろうとした、しかしジェイクがそれを止めた。
「いい加減にしろっ。ナミむかついたからってすぐ殴んなっ」
「だって、ビルが」
「そうだビルお前が悪い。お前一体何をしたいんだ」「僕は本当の事しか言わないよ」
「もしそれが本当でもお前…」
「そろそろ僕は行くよ」
ビルは歩いて帰っていった。
「ビルッ」
ナミは叫んだ。
「ウィンチェスター兄弟早く行かないと間に合わないよ」
「ナミお前はディーン達の所に行け。」
「でもビルが…」
「大丈夫だ。ビルは俺に任せろっ」
「でもっ…」
「信じろっ、必ず正気に戻して連れて帰るよ」
「分かった。お願い。でも私場所が…」
「お前なら分かるはずだ。始まりの地、終わりの場所にふさわしい場所。目をつぶって考えてみろ。車置いてくから。」
ジェイクも走っていってしまった。
「始まりの地…終わりの場所」
ナミは目をつぶって考えた。
始まり?終わり?
アザゼルが初めて私を連れていった教会?
リリスと初めて会った場所…
最初のコメントを投稿しよう!