すれ違う絆

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「あの教会だっ」 ナミは車に乗り急いだ。 スピードの出しすぎで警察に止められた。 「免許証を出して」 ナミは警察の男を見た。 すると男の目が黒くなった。 「お前、悪魔だなっ」 「リリス様の命令だ貴様を連れていく」 「ご好きにどうぞっ」 ナミは力を悪魔にぶつけた。 しかし、背後に居た数名の悪魔によって捕まってしまった。 気が付いたときは遅かった。 既に、教会についていたのだ。 ナミは力を振り絞って悪魔たちにぶつけた。 運よく全ての悪魔を殺すことができた。 しかしナミの体力、意識はギリギリだった。 それでもナミは力を振り絞り歩いて教会の中に入った。 しかし、本当にもう遅かったのだ。 ナミがみた光景はもう封印を解いてしまった後だった。 「ナミお前何で!?」 「ディーン…嘘?」 「サムッリリスを殺したの?」 「ごめん知らなかったんだ」 「ルビーは?殺してやる」「もう殺したよ」 「サム、ディーン逃げてっ」 「ナミお前は!?」 「何とかする、はやっ…うっ」 ナミは激痛に耐えきれず膝をついた。 「くそっ力を使いすぎた」「ナミ?」 「サム早く行って」 「そうだサム早く逃げるぞ。ナミも一緒にだ」 「ディーンありがとう。でもっ…」 バタンッ 扉が閉まってしまった。 「くそっ、どうしたら」 「ディーン出てくるぞ」 「サム?」 ものすごい光が3人を襲った。
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