魔王の復活

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ナミは光の中に呑み込まれた。 意識が段々遠退いていく。「うぁー」 ナミは何かを見てしまった。 気が付いたときは、光が消えていた。 「うっ、ここは?」 「うっあっ」 ナミの頭に暗い映像が浮かんだ。 「なにっこれ…」 ナミは激痛に耐え、取り合えずこの場を離れた。 「いっあっ私っ…」 ナミは意識が途切れそうになりながらディーンのケータイに電話をかけた。 「もしもしナミかっ?」 「ディーン?大丈夫だった?」 「ナミどうした?」 「あっいっ大丈夫だよ」 「今何処だ?」 「分かんない。ディーン達は?」 「モーテルだ。今メール入れておいたから。来れるか?」 「行くよ」 ピッ ナミはスピードをあげてディーン達のいるモーテルに向かった。 ドンドン 「はい?」 「サム?助けてっ」 「ナミッ」 「どうしたサム?」 「ディーン、ナミが」 「大丈夫か?あの後何があった?2日も連絡しないで」 「私そんなに?」
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