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仁に読まなくてもいいなんて言われたら逆に読んでしまう
読むな、とか読まなくてもいいは、逆に読みたくなる不思議な人間の心理
何が書かれているのか?
二通目を読んでみることにした
『亜矢…俺は勝手だね。今回別れてみて本当にそう感じた
育児に追われてイライラしている家に帰るのが嫌で別の女性に癒しを求めた
本来なら、一緒に手伝って亜矢の負担を緩和してあげるべき俺はそれを全て放棄した
でもきっとどこかでそうしても亜矢は許してくれるなんて変な甘えがあった
許されるはずはないよな
陸と亜矢と別れて清々するはずが逆に悲しくて虚しくて…
俺の大事なものは、彼女ではなく亜矢と陸だったんだ
無くして始めて大事だと気づくなんて間抜けすぎて笑えるな
彼女とは別れた…
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