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仕事の愚痴を家に持ち込んできたことはない
…いつもリラックスできるよう家が帰ってきたい場所になるよう
どこかで無理をしていたのかもしれない
働いてるから…
私は稼ぎがないから
養ってもらう肩身の狭さは居心地が悪い
「ああ、ママ、お言葉に甘えて休憩室で少し仮眠してくるね。携帯で起こしてよ」
「うん…分かった、仁(ﾋﾄｼ)」
パパの名前はﾋﾄｼ
私の名前は、ママじゃない……
いつからだろう？亜矢からママになってしまったのは？
ママ…
私は貴方のママじゃない
名前で昔は呼んでいた
「亜矢」と呼んでくれた甘い声が…懐かしい
陸に追いついて
「陸？今日楽しそうだね…」
｡
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