~Ⅰ~

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制服は、赤いチェックのスカートに黒いブレザーに白いブラウス。リボンはスカートと同じ模様だ。 奏「結構、可愛いじゃん。」 それから20分後。 奏「着替えたよ。」 その言葉に3人は顔を上げる。 奏「どう…かな?」 零「(黒髪、可愛い。)」 輝「(…やべぇ。めっちゃ可愛い!!しかも黒髪って!!)」 父「似合ってるよ。奏。」 奏「ありがとう///。」 零兄と輝羅、どうしたんだろう?顔が真っ赤だし、熱でもあんのかな? 奏「零兄、輝羅どうしたの?」 零「あっ…なんでもないよ。」 輝「…。」 奏「輝羅?」 私は、心配になり顔を覗き込んだ。 奏「輝羅ぁ-。生きてるか?」 反応がない。 零「死んだな。せめて、立派な墓石だけでも用意してやるか。」 輝「…勝手に殺すなぁ-!!」 あっ…生きてた。(←酷っ) 奏「そろそろ、7時半だし学校行こう?」 零「だな。行くか、奏。」 輝「あっ、ずりぃぞ零兄!!」 何が?何がズルいの?朝から訳わかんないこと多すぎだし。 にしても、零兄の行ってる学校ってどれぐらい荒れてるんだろう?
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