34人が本棚に入れています
本棚に追加
…それから、時は過ぎて車の中。現在車で移動中。この車は零兄の部下の人の車。危ないから車で登下校なんだって。
零「奏。」
奏「何?」
零「教室以外の場所で俺から離れるな。」
奏「何で?」
零「いいから。」
奏「わ…わかった。」
輝「奏。気をつけてな。襲われんじゃねぇぞ!!」
襲われるって…私、可愛くないんだから。襲われるわけないじゃん。
零「奏。着いたよ。」
奏「えっ?…これ、学校?」
私の目の前には、廃校いや…荒れた学校が。そんでもって校門の前にはカラフルな頭のいかつい鬼さんいや…お兄さん達が。窓ガラスは割られて、落書きだらけ。
輝「また、後でな奏!!」
その言葉に校門のいかついお兄さん達がこちらを見た。
?「「「零さん、おはようございます!!」」」
(ビクッ)
なにごと…ですか?
零「…あぁ。」
えっ…と零さん?性格違いません?
奏「零兄、今の何?」
零「あぁ…気にすんな、いつもだから。」
奏「そうなn「零羅ぁ-!!おはよー!!」
(ギュッ)
そう言って、零兄に抱きついているのは…誰?
零「秋、朝から抱きつくな。」
秋「何で?」
零「いいから。」
最初のコメントを投稿しよう!