~Ⅰ~

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…それから、時は過ぎて車の中。現在車で移動中。この車は零兄の部下の人の車。危ないから車で登下校なんだって。 零「奏。」 奏「何?」 零「教室以外の場所で俺から離れるな。」 奏「何で?」 零「いいから。」 奏「わ…わかった。」 輝「奏。気をつけてな。襲われんじゃねぇぞ!!」 襲われるって…私、可愛くないんだから。襲われるわけないじゃん。 零「奏。着いたよ。」 奏「えっ?…これ、学校?」 私の目の前には、廃校いや…荒れた学校が。そんでもって校門の前にはカラフルな頭のいかつい鬼さんいや…お兄さん達が。窓ガラスは割られて、落書きだらけ。 輝「また、後でな奏!!」 その言葉に校門のいかついお兄さん達がこちらを見た。 ?「「「零さん、おはようございます!!」」」 (ビクッ) なにごと…ですか? 零「…あぁ。」 えっ…と零さん?性格違いません? 奏「零兄、今の何?」 零「あぁ…気にすんな、いつもだから。」 奏「そうなn「零羅ぁ-!!おはよー!!」 (ギュッ) そう言って、零兄に抱きついているのは…誰? 零「秋、朝から抱きつくな。」 秋「何で?」 零「いいから。」
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