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秋「どこに入ってたの?」
奏「いや…それは…」
どうしよう…なんて答えよう…とりあえず、私の正体だけは隠さないと。
零「秋、止めとけ。奏だって話したくないことはある。」
助かった…零兄、ありがとう!マジで助かった!心の中で、全力で感謝する。
秋「まぁ…いいや。話せるようになったら話してね!」
奏「すぐには無理ですけど…話せる時がきたら…。」
秋「うん!待ってるね!」
零「奏。職員室着いたぞ。」
奏「あっ、うん。」
零「後で、メールでクラス教えろ。」
奏「わかった。」
零「迎えに行くまで教室からでるな。」
奏「うん。」
秋「すごい過保護だね、零。」
零「うっせぇ…じゃあな奏。」
そう言って、来た道を引き返していった。
奏「秋さんもありがとうございました。」
秋さんには敬語の方が良いのかな?
秋「僕、敬語とか嫌だからタメで良いよ!」
奏「は…じゃなくて、うん!」
秋「…///」
秋さん、顔真っ赤だなどうしたんだろ?
秋「じゃ…じゃあね、奏ちゃん!」
奏「うん、バイバイ!」
そう言って、零兄の引き返していった道を走っていった。
よしっ!気合い入れてがんばろう!職員室のドアを開けた。
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