未定

～Ⅰ～

(ｶﾞﾗｶﾞﾗ)

奏「失礼します｡今日から転入してきました｡音波です｡」
？「おぉ､お前が音波の妹か｡俺はお前の担任をする大谷 修(ｵｵﾔ ｼｭｳ)だ｡よろしくな｡」
奏「音波 奏です｡よろしくお願いします｡」
修「女がここに来るのは珍しいな｡」

そう言って『ﾊﾊﾊｯ！』と笑い出す｡私だって好きでこんな所に来た訳じゃない｡
先生の容姿はﾎﾞｻﾎﾞｻの頭で茶髪｡ネクタイは緩んでやる気のなさ100%の先生だ｡

修「お前のクラスは１－Ａだからな｡」
奏「はい｡」

１－Ａか…零兄にメールしとこ｡…にしても､先生歩く速い｡

修「ここだ｡入れって言ったら入って来いよ｡」
奏「はい｡」

(ｶﾞﾗｯ)

修「てめぇら席に着け｡」
男Ａ「修ちゃん､おはよー！」
男Ｂ「修ちゃん､俺の成績上げてよ！」
修「却下だ｡」

即答かよ！しかも皆さん先生のこと『修ちゃん』って…なんか女の子みたい(笑)

修「今から転校生紹介すっから静かにしろ｡」
男Ｃ「おぉ!!マジで!?女？男？どっち？」
修「女だ｡」
男Ｄ「女､来たぁ－!!修ちゃん､その子美人？」