~Ⅰ~

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奏「えっ?」 陸「…俺の名前。」 奏「よろしくね!陸君!」 陸「…陸。」 奏「えっ?」 陸「…陸でいい。」 ようするに、呼び捨てで良いってこと? 奏「んじゃ、改めて!よろしくね、陸!」 陸「…ん。」 それから、時は過ぎ…昼休み。 奏「おなかすいたぁ。」 陸「…音波。」 奏「ん?何?」 陸「…客。」 なんか、この会話慣れてきたな。普通に会話、成立してるし。 …ってか、客って誰だよ。 ドアの方に顔を向けるといたのは零兄だった。 奏「零兄じゃん。どうしたの?」 零「屋上で、飯食うぞ。」 ここは、屋上に普通入れるのか? ?「零羅。こいつがお前の妹?」 零「あぁ。」 ?「ふ~ん。可愛いじゃん。」 秋「奏ちゃん!」 奏「あっ、秋さん!」 秋「秋でいいよ!」 零「奏、弁当持って来い。」 奏「うん。ちょっと待って。」 私は、自分の机の上にある弁当を持ち零兄の所に行った。 零「陸。お前も来い。」 零兄と陸、知り合いなのかな? 陸は無言で頷きこっちに来た。
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