34人が本棚に入れています
本棚に追加
奏「零兄と陸って知り合いなの?」
零「まぁ…な。」
陸「…音波と零羅さん…どういう関係?」
奏「どういう関係って言われても…ただの兄弟だし。」
教室「「「はぁ!!?」」」
えっ?そんなに驚くことなの?そりゃあ確かに零兄みたいに美形で生まれた訳じゃないけどさ。にしても、ヒドいよ。
ってか…さっき、零兄のお友達さんが言ってたよね?
零「うるせぇ。」
黒っ!!黒いよ零兄!!みんな、変な汗かいてるから!!
零「奏、陸、秋、恵。行くぞ。」
恵?誰ですか?
奏「う…うん。」
陸「…コクッ」
秋「はーい!」
?「奏ちゃん、俺の名前言ってなかったよな?」
奏「はい。」
?「零羅がさっきから言ってる“恵”って、俺のことな。よろしく。」
奏「よろしくお願いします。」
『恵って書いて、ケイって読むんだ。女みたいだよな(笑)』と言って、ハハハと笑った。
零「おい、恵。」
恵「はいはい。鍵開けろ…だろ?」
零「分かってんだったらさっさと開けろ。」
恵「たく…可愛くねぇな。」
そう言って、取り出したのはキーケース。…何で、鍵持ってるだろう?
奏「何で、鍵持ってるの?」
零「生徒会の特権。」
奏「零兄、生徒会なの?」
最初のコメントを投稿しよう!