~Ⅰ~

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…かくして、私は生徒会に入ることとなった。 奏「そういえば、零兄って役職何なの?」 零「俺は、裏生徒会の会長だよ。」 奏「裏生徒会?」 恵「裏生徒会って言うのは、まぁ簡単に言えば汚い仕事を片付ける特殊部隊みたいなもんだよ。」 と…特殊部隊って; どんだけぇ~; 奏「零兄の他にもメンバーはいるの?」 零「…いる。」 奏「誰?」 零「まだ、教えられない。」 はぁ? 教えらんないって何さ? 奏「何で?」 零「今、この学校に来てない。」 奏「何で?」 零「それも教えられない。」 零兄は、それ以上聞くなと視線で知らせた。 だから、それ以上聞けなかった。 奏「とりあえず、私の役職は何?」 烈「あ~、まだ決めてねぇ。」 決めてないんかい; 奏「はぁ…。」 秋「どうしたの?」 奏「この人が会長…なんですよね。」 秋「僕も最初はそう思ったよ。」 恵「でも、あいつは仲間だと思ってる奴は絶対に手をださない。まぁ、仲間じゃない奴には容赦ないけどな。」 陸「…しかも、俺様。」 そうなんだぁ~。 興味な。 秋「アハハ、奏ちゃん興味なさそうだね。」 奏「興味ありませんから。」 烈「おい。お前ら、生徒会室行くぞ。」 生徒会室って…いきなりだな。おい。
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