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…かくして、私は生徒会に入ることとなった。
奏「そういえば、零兄って役職何なの?」
零「俺は、裏生徒会の会長だよ。」
奏「裏生徒会?」
恵「裏生徒会って言うのは、まぁ簡単に言えば汚い仕事を片付ける特殊部隊みたいなもんだよ。」
と…特殊部隊って;
どんだけぇ~;
奏「零兄の他にもメンバーはいるの?」
零「…いる。」
奏「誰?」
零「まだ、教えられない。」
はぁ?
教えらんないって何さ?
奏「何で?」
零「今、この学校に来てない。」
奏「何で?」
零「それも教えられない。」
零兄は、それ以上聞くなと視線で知らせた。
だから、それ以上聞けなかった。
奏「とりあえず、私の役職は何?」
烈「あ~、まだ決めてねぇ。」
決めてないんかい;
奏「はぁ…。」
秋「どうしたの?」
奏「この人が会長…なんですよね。」
秋「僕も最初はそう思ったよ。」
恵「でも、あいつは仲間だと思ってる奴は絶対に手をださない。まぁ、仲間じゃない奴には容赦ないけどな。」
陸「…しかも、俺様。」
そうなんだぁ~。
興味な。
秋「アハハ、奏ちゃん興味なさそうだね。」
奏「興味ありませんから。」
烈「おい。お前ら、生徒会室行くぞ。」
生徒会室って…いきなりだな。おい。
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