~Ⅰ~

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チチチチチッッッ…─── 鳥のさえずりで目が覚める程、私は器用じゃない。 (ドドドドッッッ) 来たよ…。 私はベットからでて部屋の鍵を閉める。 ?「奏-!!」 (ガチャガチャ) フッ…開くわけがない。鍵閉めたんだから。 ?「奏!!なんで、鍵閉めんだよ!!」 奏「ふざけんな!!年頃の女の子の部屋に入ろうする馬鹿がいんのか変態!!」 ?「開けろよ!!」 人の話聞いてたのかな?私は入ろうとすんなって言ったんだけど…。 ?「奏ぇー!!」 奏「輝羅!!朝っぱらからうるさい!!」 輝「いいじゃんか。モーニングコールなんだからさ。」 んなもん、いらねぇよ!! 奏「キモい。ウザい。消えろ。」 輝「えーそんなぁ。」 あぁ~あ、眠っ!! つか、今、何時だよ… そっと、時計に目をやる。 現在の時刻…5時30分 早すぎると思うよ…うん。いつもなら後1時間位寝れたよ。 輝「奏ぇー!!親父が話あるんだと、降りてこいだってさ!」
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