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朝っぱらからなんなんだよ。糞親父といい馬鹿輝羅といい…ハァ…くだらない話だったら殴ってやる。
奏「今、行くから。」
輝「おぅ!!」
(タタタタタッ)
あぁ…眠い。完全に寝不足だよ。私はパジャマ姿のまま部屋を出た。
奏「親父、おはよ。」
父「奏、おはよう。」
?「奏、おはよ。」
奏「零兄、おはよ。」
輝「かーなーで!!」
あぁ…うるさい。寝不足でイライラしてんだよ。
零「輝羅、黙って座れ。奏、殺気出すな。」
あ~あ、またやっちゃったよ。殺気出す癖治さなきゃな。
奏「ごめん。…で、親父話って何?」
父「あぁ、すまんが、学校に行ってくれないか?」
奏「ハァ!?」
父「嫌なのはわかる。…が、頼む行ってくれないか?」
奏「絶対、嫌!!」
父「学校だって零羅と一緒だ。なっ、頼む!!」
零「奏は俺と一緒に学校に行くのは嫌?」
奏「うっ…。」
頼むから、零兄…上目使い止めて!!そんな目で見られたら頷くしかないじゃん…。
奏「わかった。行くけど…あそこって男子校だよね?」
父「…あぁ、まぁ…な。」
まぁ…な。じゃねぇよ!!
ふざけんな、糞親父!!
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