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ルルは無言になりうつ向いてしまう、
言ってはいけない事を言ってしまった気がしたからだ、
アイゼンの表情も少し暗い感じに変化していた。
その空気を感じたのか、フェイは
窓ガラスをガチャリと開けて
部屋の中に綺麗な空気を入れる、
フェイ「まぁ今の話は置いといて、これから君はどうするんだい？大体の話は聞いているが、ユミルに戻るのかい？」
ルルは首を横に振り思っている事を打ち明けた
ルル「実は、私はウィルから婚約の申し出を受けていたんです…
でもウィルはある日を栄に変わってしまった、あんなに優しかったウィルが人を殺すのさえ躊躇っていたウィルが…平気で殺すようになったんです、怖くなった私は弟と叔母を連れて国から逃亡を図ろうとしました、そして婚約を断った次の日……弟と叔母が私の目の前で殺されました、その時は殺され実感が無かったんですが、逃亡している最中に実感が湧いてきて…泣きながら国をでました、私は、私はウィルを殺すまで死ぬ事はできません！復讐してやるんだ！今より強くなって…」
ルルの力強い瞳には嘘、偽りは全く感じる事がでずにフェイは相槌をうちながら話を聞いていた。
フェイ「ルルといったね？どうかな？君さえ良ければ僕の軍に入らないかい？君の事を完全に信じたわけじゃ無いけど、君の瞳からは嘘を感じとれない…どうかな？」
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