前置き

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要「オレはお前らの巻き添えくらう っつーのが腹立つんだよ」 3『だったら誘った時 断ればいいのに…』 3人の気持ちが 重なった瞬間だった… 春「そういえば要くんと祐希くん 同じクラスになるの初めてですよね どうです?」 そう、要と祐希が2年4組で 春と悠太が2年5組に分かれたのだ ……だが ───しーん─── 春「…あの…」 要「どーもこーも最悪だよ こいつ クラスの誰かに話しかけられても 基本が無視なんだよ」 春「えっ; そうなんですか?」 祐「べつに故意に無視しよう なんて思ってないよ 失礼な」 祐「ただ誰の言葉もオレの中にまで 響かないだけで…」 響かないだけってその 言い方の方が傷付くと思うが… 要「単にお前が人の 話きいてねぇだけだ」 春「悠太くん…」 ちょっと戸惑っている春が 悠太に話しかけたが… 悠「いいんじゃない? そういうのも祐希だと思うし 一匹狼っていっても誰かを 傷つけるわけじゃないし」 春「無視されたら十分傷つきますよ」 …とまともな言葉は 返って来ませんでしたとさ。 .
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