心霊同好会

10/14
前へ
/29ページ
次へ
「三ー田くーんっ」 突然視界が暗くなった 「ひゃあ!!」 思わぬ声を出し、尻餅をついてしまった 美沙子さんが目隠しして、"だーれだ"をやったらしい 「き、きみ大丈夫?それとなんか後ろに誰かいたような…」 「だ、だいじょうぶですっ!」 僕はあわてて美沙子さんを人気のいないところに連れていった 「びっくりするじゃないですかぁ!」 「だって、三田くんが楽しそうに女の子と話してたんだもん…」 美沙子さんはそっぽを向いている 「楽しそうではなかったとおもうんですけど…」 「そうだっ!さっき散歩してたらいいのみつけたんだ!一緒にきて?」 美沙子さんは思い出したかのようにその場所へと僕を連れていく
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加