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「三ー田くーんっ」
突然視界が暗くなった
「ひゃあ!!」
思わぬ声を出し、尻餅をついてしまった
美沙子さんが目隠しして、"だーれだ"をやったらしい
「き、きみ大丈夫?それとなんか後ろに誰かいたような…」
「だ、だいじょうぶですっ!」
僕はあわてて美沙子さんを人気のいないところに連れていった
「びっくりするじゃないですかぁ!」
「だって、三田くんが楽しそうに女の子と話してたんだもん…」
美沙子さんはそっぽを向いている
「楽しそうではなかったとおもうんですけど…」
「そうだっ!さっき散歩してたらいいのみつけたんだ!一緒にきて?」
美沙子さんは思い出したかのようにその場所へと僕を連れていく
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