君へ送る僕の一歩

3/4
前へ
/24ページ
次へ
  道路に広がる赤。じわじわじわじわ広がって、むせかえるように濃い匂いがする。 投げ出された腕。引き摺られた体。動かない。■ぎれた君を見る僕は君のと■だちなのに何もできず■故に集る野次馬と変わらなくて。 「…………」 のっぺらぼうの、ただの■■■■だった。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加