第一章

11/12
前へ
/67ページ
次へ
「意地悪!けち!」 「うぉいしぃ~」 「………」 麻実は食べ物を食べてる時や見てるとき等はほとんど話を聞かないし質問に対して意味分かんないことばっか喋ってくる しかもグルメで私が紹介する店全部行ったことあるっていうから… 1日4食なのにスリムでスタイルいいから羨ましい 「嗄奈食べないのぉ~じゃっあたしが貰うねっ♪」 「えっまっ…!」 …と言った頃にはもうケーキを食べ終わっていた ケーキ一個だよ!? なんでそんなに食べるの早いのか不思議すぎる 「まっ…いいや。太るし私ミルクティーで十分。その代わり麻実の奢りね」 「えっあたしお金持ってきてないよ?」 「じゃあなんでカフェ行こうっていいだしたのさ」 「…もともと嗄奈に奢ってもらうつもりだったし」 なんですと!? …麻実を甘やかしすぎた いつもいつも「また今度はらってね」って言って私が払ってるけど…払ってもらった試しがない 「ま、いいや」 「ありがとぉ!」
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加