第二章

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-昼休みの時間です- 「ねっ今日カフェ行かない?」 「あっ…ごめん今日母さんが用事あるから今から帰ってたって…」 「そっかぁ…先生には言った?」 「というより、電話できたから先生知ってるよ」 「そっか。じゃ、また今度ね」 「じゃね」 私はそういって外へ出た お母さんの言ってた大切な用事ってなんだろう 何度かそういうことがあったけど今まで全部どうでもいい話だったし今日もそんなのかな? 「さぶっ…」 今は2月 新潟だから雪も毎日のように振ってていつまでたっても一面雪 夏の暑かった頃が嘘みたい… 「ただいまぁ~」 「…嗄奈ちゃん」 「えっ紅崎さん…?どうしてここに…」 「後からいうからとりあえず着替えて来てくれる…?」 「あ…うん」 紅崎さん顔が違う… 凄く深刻そうだった どうしたの…? 私は適当に部屋着に着替えて紅崎さんの所へいった
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