第一章

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ピリリリリリ ピリリリリリ ピリリリリリ 「んー…もう朝…?」 ピリリリリリ ピリリ ブチッ 私はカーテンを開ける 「今日はいい天気だな」 太陽がギラギラと光っていて空一面青かった 窓を開けると朝を迎える心地よい風が吹いてきた 小鳥がいつもより一段と大きい声で鳴いていた 「良い事が起こりそう」 私はさっさと準備を終わらせ身支度をし下へ降りた 「嗄奈、おはよう」 「お母さん!!もう起きていいの?」 「いいのよ、これくらい…嗄奈の朝ご飯くらい自分で作りたいわ」 「駄目だよっ!悪化したらどうするの!?私が作るからお母さんは寝てて」 「そう?じゃあ任せるわね。いつもごめんね」 「全然大丈夫だから…お母さん無理したら駄目だよ?」 「分かってるわよ。じゃ母さん寝るわね。気を付けて学校行くのよ」 「お休みなさい」
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