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「…うっ!!おっおい!ななな、なんだ!なんなんだこれは!!」
中には、剣に胸を深々と貫かれ、口から血を吐き、絶命している老人が座っていた。
「おいおいおいおい!!なんだこれっ人がっ人が死んでんぞ!!」
わなわなと震えだす龍哉。
まさか、これは俺がやったのか?
…いやそうだろう、胸には動かぬ証拠が突き刺さっている。
「ウソだろ…どうなってんだよ!おい!運営!見てんだろ!おいって!!」
しかしいくら叫んでみても龍哉の声が虚しく響きわたるだけだ。
と、そこで龍哉は絶命し、すでに帰らぬ人となった老人の後ろに何か光るものをみつけた。
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