扉-1枚目-

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「…うっ!!おっおい!ななな、なんだ!なんなんだこれは!!」 中には、剣に胸を深々と貫かれ、口から血を吐き、絶命している老人が座っていた。 「おいおいおいおい!!なんだこれっ人がっ人が死んでんぞ!!」 わなわなと震えだす龍哉。 まさか、これは俺がやったのか? …いやそうだろう、胸には動かぬ証拠が突き刺さっている。 「ウソだろ…どうなってんだよ!おい!運営!見てんだろ!おいって!!」 しかしいくら叫んでみても龍哉の声が虚しく響きわたるだけだ。 と、そこで龍哉は絶命し、すでに帰らぬ人となった老人の後ろに何か光るものをみつけた。
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