74人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
「…もうこんなことは…」
…ザンッ!!
深々と長剣を扉に突き刺す。
しかし龍哉の思いとは裏腹にやはり、そこにも手応えはあった…。
「くそ…こんなはずじゃ…」
ギィ…。
先ほど同じように長剣を刺したまま扉をひく。
が、そこには…
「おい…どういうことだよ…」
そこには、若い青年の姿があった。
もちろん、胸には深々と長剣の刺し痕がある。
即死だった。
「な…なんで…なん…で、わか…若い…人…」
最初のコメントを投稿しよう!