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そこには、顔こそは知らないが、とても"老人"とは呼べるはずもない若い青年がいた。
「…一体…ンだよ…高齢化…じゃ、ねぇ…のかよォ…」
龍哉はもう何が何だかわからなくなってきた。
すると、やはりその若い青年の胸ポケットにもメモが入っていた。
龍哉はそれを広げ、読む。
『龍哉くん!ハズレだね!あははっ!見事ハズレを引いた龍哉くん!おめでとう!そんな龍哉くんには、朗報だよ!君のおじいさんは、最後の扉にいる!見事、5枚目におじいさんの胸を貫けるかな!?』
そこには、そんな文章が綴られていた。
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