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「おい…だからなんなんだ…なんでこんなこと…意味…わかん…」
突然、またしても吐き気が込み上げてきた。
先の、若い青年の胸の傷口は思ったよりも広く、深く、そこから内の臓が流れ出してきたのが目に映ったからだ。
「…うっ、うぼぇ……ッッッ!!!!!!…うっ……ハァハァ…ハァ……ハァ…」
龍哉はすぐにそれから目を背けた。
背けながらも長剣を使い、青年の死体を扉の先からどける。
そして、次の部屋に行こうとした。
…が。
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