~第四章~京

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総司side 長屋の上に立っていたのは間違いなく、真さんだった。 あのいつもの冷たく、鋭い目が僕を見た瞬間大きく見開かれ、固まっていた。 なんでそんな目で僕を見るの・・・? 僕が 怖い・・・? そんな目で僕を見ないでよ・・・。 真さんは暫く動かず、僕をジッと見つめたあと、いきなりクルッと背を向け長屋の屋根から姿を消した。 真さんとは伝通院の時に会ったきりで他に接点などなかった。 なのに・・・。 真さんにあんな怯えたような目で見られるのが耐えられなかった・・・。 胸が締め付けられるような・・・そんな感じ。
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