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寺に集まった浪士組のやからはざわつき始めた。
隣で新見は口を開け、ハァ?という間抜けな顔で停止中。
こりゃ傑作だわ。
・・・じゃなくって!!
なんなの、あのおっさん!!
いきなり目的変えやがって・・・。
みんながブツブツいってる間にも血判書が回っていく。
あれに血判をしたら私達はどうなってしまうのだろう・・・。
そして等々私に紙が回ってきた。
紙を見るとそこには浪士たちの名前の下に赤い血の後。
端の方からつらつらと並べられた浪士たちの名前を辿っていくと、近藤さんの名前にたどり着いた。
彼のことだ。清川のおっちゃんのやり方が気にくわないって血判してないはず・・・
しかし、私の予想は大きく外れていた。
なんと近藤さんだけでなく、試衛館の面子は皆血判していたのだ。
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