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「安心しろ、ふざけてる訳じゃないから。これが俺の型なんだ」
「魔法はどうする気だ」
「魔力値が平均の俺が魔法に頼るかっての。これでAランクまでいったんだぜ」
するとキレ気味だったカインは落ち着いたようだ。
「怒鳴って悪かったな。先生お願いします」
「やっとか、では始めっ」
その合図とともに俺はカインの下に駆け出す。
カインは突然の特攻に少し驚いたようだがすぐに魔法で応戦する。
しかし魔力の流れが視える俺は事前に何がくるか分かっているので最小の動きでかわしながら近づく。
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