俺ってもっとはっちゃけるキャラなんだけどな

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「ちっ」 跳んでかわしたが俺は既にジークの正面まで踏み込んでおり槍を首元に当てる。 「……俺の負けだ」 「勝負あり、ダイキ・アマミの勝ちだ」 ジークの降参と共にダンさんが判定を告げて授業は終了した。 「昼休みだー」 「どうしたんだよダイキ」 「疲れてんだよ、転入初日から質問責めにあったり模擬戦したりで」 「まぁ質問の方に関しては自己責任だと思うがな」 ジークの心無い言葉が胸に突き刺さるぜ。 「それより勇者様のことはどうなってるの」 「ああ、その内に来るよ。飯食べながら待ってようぜ」 そう言って愛妹弁当を取り出す。
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