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気付くと俺達2人はどこか儀式場のような所にいた。周りにはローブを纏いフードをかぶった集団がいる。
「えーっと、何これ？」
光輝は混乱しているようなので仕方なく俺が周りの連中に事情を聞くことにした。
「なぁ誰でもいいからさ状況を教えてくんない」
すると少し小柄な女性(声で分かった)が応えてくれた。
「アルターへようこそ勇者様方」
ああ普通にテンプレね。横で光輝が騒いでいるけど取り敢えず放っておく。
「俺は天海……いやダイキ・アマミだ。ダイキでいい、それで隣のがコウキ・タチバナ。
あんたの名前は？」
自己紹介をすると彼女はフードを取って話し始めた。
「私の名前はリゼ・グラム。グラム王国の第一王女です。」
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