勇者なツレの親友

哀と悲しみの使い魔召喚(魔武器もあるよ)

俺が袈裟斬りを仕掛ければ剣で防ぎ相手が斬り上げてきたら俺もまた剣で止める。

そんな撃ち合いが30を越えたところで

「いい武器を持ってるな。これだけドラグニスと撃ち合って傷1つ入らんか」

「これは最硬の剣、伝説じゃ刃こぼれ1つしなかったみたいだぜ」

そう、これがアロンダイトの能力の1つ【絶対硬化】だ。
まっそろそろこれの扱いも慣れてきたし戦いを終わらせるためにもう1つの能力を使うか。

そして俺はまた声に魔力を込めて紡ぐ。

『彼(か)の担い手ランスロット卿は最高にして最強の騎士』

この間にも追撃がくるが今は先程とは違いまともに撃ち合えるだけの武器があるため攻撃をいなしながら詩を続ける。