あいつらのフラグ(戦闘)の回収は俺の役割なんですね

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「夜明けの風が俺を呼んでいたのさ」 「うぜっ」 はぁ、聞きたいことがあったけど今度にするか。 そんな訳で楽しく(時々うざく)話をしながら教室へ向かっていると前の方から金髪のいかにも貴族って感じの格好をした男子生徒が歩いてくる。 「おい貴様」 「一応、確認するけど俺か?」 何で俺はこう面倒フラグばっか回収するんだろうね。 「当たり前だろ、やはり下賎の輩は頭が残念なようだな」 普段ならムカついて挑発の1つは言ったかもしれないけど今はそれどころではない。左右のアリスとコウキから尋常ではない程の殺気を感じる。 しかし、そいつは気づいた様子はなく今なお俺の悪口を言い続けている。
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