No.01 プロローグ

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  「だから元気が無い。話し掛けでも上の空ってのは『一目惚れフラグ』の可能性が濃厚だと思うワケよ。あの容姿だから侮っているかもしるないけど、名前は【直樹】って歴とした【漢】なんだぜ」 「確かにあり得るな。私が聞いてこようか」 「しほりが行くとどっちが彼氏で彼女か外見の判断が分かりにくいって問題点が出るだろうが」 「それにっ、しほちゃんって鈍そうだもんねっ」 「なっ!!」 「まぁまぁ。美冬はなんか知らないのか?ダンスパーティーも一緒に踊ってたろう。あっ!!まさか美冬に惚れたとか『死亡フラグ』だぜ」 「……分からないわ」 「鉄拳が飛んで来た事はスルーかい」 「とにかくっ!!面白そうだからっ。調べてみよーよ。直樹の『幸せ』の為にっ!!」 皆は不適な笑みを浮かべた。  
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