シリアス…だと…っ

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「穂乃香ー…起きてないか」 病室に戻って時計を見ると朝の5時半を指していた 「こりゃまたずいぶん早起きな」 少しカーテンをめくって外を見ると澄んだ青空だった 「う…ん…」 不意に後ろから声が聞こえた 「穂乃香…」 振り返ると穂乃香が寝返りを打ってゆっくりと目を開けた 「穂乃香!大丈夫か?どこか痛いとこあるか?」 穂乃香の隣に立って声をかける 穂乃香はぐるっと病室を見渡してからオレに視線を合わせて口を開いた
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