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「海行ったことも?」
「はい…」
「クリスマスにイルミネーション見に行ったことも?」
「…すいません」
千尋の押しに怯む穂乃香は目に涙が溜まり始めていた
「その辺にしとけ千尋」
「だって…あ、あれは覚えてるかな?」
オレの制止を無視して千尋は言葉を続ける
「小学校の頃の話…朝ちづ姉は傘持って行かなかった…その日は午後から雨って予報だったのに」
「…ちょっと待ちなさい千尋!その話は…」
なんか騒がしくなってきたお
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