瑞樹の場合②

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(あ、でもまだ昼休みは終わってないんだっけ。) 「裏口が先決かも、どうか見つからないように!」 と願ったがそう思うのも束の間、保健室をでて直ぐに誰かにぶつかった 「きゃっ!」 「おわっ!」 二人は床に倒れこんだ ついつい、優しい瑞樹は倒れた子に手を差しのべた 「大丈夫ですか!?すいません、急いでたもの・・・で……!?」 「いえ、こちらこそすみません!考え事してたもので」 (ゆ、ゆゆゆ結花ぁぁぁ!?な、なんでここに!) そこにいたのは紛れもなく結花だった
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