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「お、俺だってやるときはやれる男だぜ?」
「ほんとにー?ないなぁ瑞樹には、そんな抵抗無駄よ、無ー駄」
「くっ、好き勝手言いやがってぇ・・・」
唇を噛み締めながら唸るmズキを横目に、結花はアフロディーテの方へ向き直すと、
「ってことで、あーちゃんも住みなよ!うん、瑞樹のことなんかほっといていいからさっ」
(完全にすっぽかし!?)
『じゃあ、お言葉に甘えて・・・』
「甘えるんかい!」
すると浮いていたアフロディーテの体は地に足を着け、背中に生えていた白い羽は消えていった。
「あ、羽って消えるんだ」
「これね、自由自在なんですよー。どやッ!」
「あ、おう」
(はぁ、まためんどくさいことが始まった気がするなぁ・・・)
そんなことを瑞樹は思いながら、時は刻々と過ぎて行くのであった。
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