瑞樹の場合①

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瑞樹は京都府の某公立高校に通う高校二年生 家から自転車で15分という通学の便利さから今の学校を選んだ 毎朝は、幼なじみの結花(ゆか)と登校している 今日もそんないつも通りの朝だった 「いやぁ、今日も冷えるなぁ~、さぶいったらありゃしない」 「ほんっと、瑞樹は寒がりだよねぇ」 「寒いものはさぶいんだよ!おまけに少し風邪気味だし…」 「そんな事言ってたら、到底冬でもスカートの女の子の寒さには勝てないわね(笑)」
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