醒める夢 叶う夢
8/10
読書設定
目次
前へ
/
10ページ
次へ
「“・・・・・・て、よかった…”」 「何か言ったか」 「いえ…、なにも…」 「はっきり言えよ。気になるだろうが」 「何でもありませんったら」 「何なんだよ、ったく…… ──────心配してた俺がバカみたいじゃねえか」 そっぽを向いたあなたは、僕に聞こえないように愚痴を口にする。 その姿がたまらなく愛しい。 僕はその言葉を聞こえないふりをしながら、反芻する。 また一つ、僕がここに居る証にして。
/
10ページ
最初のコメントを投稿しよう!
11人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!